WEBシステム開発・アプリ開発なら株式会社イーポート

1 はじめに（経営戦略とDXビジョン）

株式会社イーポートは2008年の創業以来、受託のシステム・アプリケーションの開発、WEBサイト制作及びセキュリティコンサルティングを行ってまいりました。

2021年からは中小製造業向けの企業価値を高めるプラットフォーム「FactorySearch」を運営しております。
「FactorySearch」に登録いただいている企業様をはじめとし、中小製造業においてDX化を進めて行く事が急務だと考えております。

中小製造業でも導入し易い受発注・生産管理システム「FactoryAdvance」を開発致しました。
今後も中小製造業のDX化を推進するための様々なソリューションを提供する事で、日本のものづくり文化の維持発展に貢献していきます。

社内体制につきましては、スタッフ全てがテレワーク環境で従事しております。100％在宅とする事で育児や介護との両立も可能です。場所を問わないため、全国から採用する事が可能です。テレワーク環境で課題となる情報共有につきましては、セキュリティ対策を考慮しつつデジタルツールで完結しております。今後も働きやすさと生産性の向上を両立する、デジタルツールの見直しと改善を行って参ります。

2 DX戦略

①　製品・サービス自体のクラウドツール化

2023年にリリースした中小製造業向けの受発注・工程管理システム「FactoryAdvance」の機能を拡充していきます。収集したデータの活用のアドバイスを通じて営業戦略及び生産性向上に貢献します。
さらに、IoTデバイスを活用したデータ収集の自動化やAIによる在庫数及び生産数の最適化を進めていきます。

②　マーケティングと営業プロセスのDX化

WEBサイトを活用しリードを創出するとともに、MA・CRM等のデジタルツールとデジタルコンテンツ（動画等）を活用して営業プロセスのDX化を進めます。また、セキュリティ対策に留意しながら受注管理及び顧客管理をクラウドツールを用いて行います。

③　デジタルツールを活用した生産性の向上と働きやすい環境の構築

引き続きテレワーク環境を維持するとともに、デジタルツールを活用した生産性の向上に務めます。自社開発システム及びクラウドサービスにより、仕事の見える化を進め、テレワーク環境でも適切な進捗管理ができる環境を構築します。また、コミュニケーションが希薄になりがちなテレワーク環境においても、より密な人間関係を構築できる仕組みを構築します。

3 DX推進体制

DX推進体制

DX人材の育成と確保

WEB事業部のエンジニアを中心にDX人材の育成・確保を図って参ります。E-Learningシステムを導入し、スタッフが自主的にスキルアップできる環境を実現済みです。WEB事業に関しては技術革新のスピードが速いため、外部研修の受講を推進しております。

4IT技術・デジタル技術活用環境の整備に関する方策

クラウドストレージやクラウド会計ソフト、コミュニケーションツールなどテレワーク環境を円滑に進めていくためのツールは導入済みです。今後は自社開発ツールを活用して、仕事の見える化、進捗管理、予実管理を行い生産性向上に取り組みます。

5 DX推進指標

DX戦略の達成度を測る指標として、以下の目標を掲げ、2025年3月までの達成を目指します。

• 1

  中小製造業への「FactoryAdvance」
  導入推進

  100社に「FactoryAdvance」を導入する事を目標とします。

• 2

  マーケティング・営業プロセスの
  DX化

  WEBからのリードを創出し、3名体制のインサイドセールスチームを構築します。

• 3

  デジタルツールを活用した生産性の向上と働きやすい環境の構築

  当社の全案件を自社開発の受発注・工程管理システムへ登録し管理します。
  自社開発の受発注・工程管理システムをクラウド会計ソフトにAPI連携します。

制定日　2023年7月1日
株式会社イーポート
代表取締役　尾畠悠樹