無料なのに高機能!Googleマイプロフィール(旧Googleマイビジネス)を使い倒そう!
公開日:
Googleマイプロフィールとは、企業、店舗の情報や場所をGoogleマップやGoogle検索エンジンに登録できるものです。
外出先でスマホ検索したときに、「周辺にあるお店」としてマップ付きで表示されるので、新規顧客の獲得に期待ができます。
宣伝効果が高いツール高機能なのに、なんと無料!これは使わない手はありません。
これまで「Googleマイビジネス」という名前で知られていました。今年3月から名前から変更になりました。
今回は、Googleマイプロフィールについて分かりやすく解説します。
使わなきゃ損!?Googleマイプロフィールとは何か
Google検索やグーグルマップに、店舗や企業情報を表示できるサービスです。
店舗や企業の基本情報以外にも、写真を掲載や、クチコミや問い合わせの受付、情報を見たユーザーの属性分析や、簡単なホームページの作成、見積請求の受付までできます。
ユーザーの位置情報を取得できるときは、ユーザーがいる場所の周辺の施設が表示され、ユーザーが検索キーワードに「名古屋駅 焼き肉」といったように地名と業種を入れた場合はその地域の特定の業種が表示されます。
ユーザーがこのサービスを利用する状況とは、「自分が行ったことのない店舗、企業を探しているとき」です。
そのため、来店の際に必要な情報、たとえば、営業時間や休日、行き方、駐車場の有無、商品の価格帯などを明記しておきましょう。そうすることで、ユーザーに選ばれやすくなります。
無料なのに、効果が高い!といわれる理由
Googleマイプロフィールは、Googleの検索結果とグーグルマップの両方に表示されるので、露出度が高くアピール力があるのに、なんと無料です。
ホームページやSNSで店舗や企業の情報発信をする場合は、それが検索上位に表示されるために毎日記事を更新したり、検索エンジン対策を実施したりなど、手間ひまかけ、効果が出るまで少し待つ必要があります。
その一方、Googleマイプロフィールは、ホームページと比べれば載せられる情報はかなり少なくはなりますが、その地域のその業種を検索したユーザーには、もれなく表示されます。
毎日の更新やメンテナンスは、週1~2回クチコミの内容をチェックと、問い合わせコメントへの返信などで、さほど手間がかかりません。このため、コスパが高いと言えます。
Googleマイプロフィールは誰でも登録できるが、なりすまし防止対策がある
Googleマイプロフィールは、だれでもサイトから登録が可能です。つまり無関係な第三者でも登録できます。そのため、自社の情報が第三者の誰かによって簡易的な内容で登録されている場合もあります。
そのときは、オーナーであることを申し出て、内容のチェックをし、正式な内容に書き換えましょう。
このオーナー確認作業はとっても簡単です。「ビジネスオーナーですか?」というリンクをクリックして会社情報を入力します。後日Googleからはがきが送られてきますので、そのはがきに書かれている確認コードを管理画面に入力するだけです。
Googleマイプロフィールの活用方法
来店、訪問を検討している見込み客にアピールする
店舗、企業の基本情報、営業時間、営業日、電話番号などを入力することで、「今すぐ行きたい」というユーザーを呼び込むことができます。
逆に、営業時間や連絡先が書いていなければ、「もうやっていない店なのかな」とユーザーに思われてしまいます。「行ってみたい」と思わせるために、店舗の現在の様子が分かるよう基本情報をしっかり記載しましょう。
写真を掲載し、店舗の様子や商品をアピールする
写真を登録することができますので、店内の雰囲気や商品の内容など文章で伝わりづらい情報は写真を使って見せましょう。
店舗に初めて来店するユーザーにとっては、店舗の外観が分かればお店を見つけやすくなり迷わず来店できますので、外観の写真を載せましょう。
また、店舗の中の様子が分からないと不安で入りづらいと感じる人が多いので、店内の写真も掲載しましょう。
Googleで「近くの〇〇」と検索されたとき、上位に表示させるには
Googleマイプロフィールならその地域のその業種を検索したユーザーには、もれなく表示されます、と先ほどご紹介しました。上位に表示されるほどユーザーの目に留まりやすくなり、来店につながるチャンスができます。
それならばなるべく上に表示させたいですよね。そうするには対策があります。
Google検索やGoogleマップ検索で、Googleビジネスプロフィールを上位表示させるための対策を「MEO(マップ検索最適化)」と呼んでいます。
Googleビジネスプロフィールで上位表示させるための対策6つ
①ビジネス情報をなるべく詳しく入力しておく
カテゴリ、住所、電話番号、ビジネス内容など、入力できるものはなるべく入れておく
②ビジネスオーナー確認を行う
ビジネスオーナー登録していないものよりも評価が高くなります。
③営業時間を正確に入力する
営業時間、定休日、特別休暇などがあれば入力しておきましょう。変更があったら常に修正し最新の情報にしておきましょう。
④写真を追加する
写真の数は30枚を目標にしましょう。すぐに用意できない場合はまず10枚は登録しておきます。
⑤商品、メニューの内容や値段の登録をする
これは、ユーザーに興味を持ってもらうためのものです。どれくらいの予算なのかという目安だけでもいいので、値段を入力しておくといいです。
⑥クチコミの管理と返信をする
Googleビジネスプロフィールはユーザーがクチコミを登録することができます。このクチコミは、高評価、低評価にかかわらず返信をしましょう。
それによりファンを増やしリピーターになってもらえる確率が高くなります。
悪いクチコミが書かれたときはどうすればいい?
クチコミの中で、明らかに悪質なものがあった場合は、Googleへ削除申請をすることができます。
各クチコミ欄の横に「違反コンテンツを報告」というボタンがあるので、それを押すことで申請できます。
Googleマイプロフィールと相性がいい業種はこれ
店舗や施設など、建物のある業種であれば、どんな業種でもおすすめなのですが、その中でも下記のものは特におすすめしたいです。
- B to Cの店舗
- 「地域名+業種名」で検索されやすいビジネス
効果が特に出やすいのは、地域に根付いたサービス、誰もが利用するサービスです。つまり、
地域名とともに検索されやすい業種です。
- 飲食店
- 美容室、美容サロン
- 病院、クリニック、整体
- ホテル、旅館
教室、サロンにもおすすめ
また、ここ数年では習い事教室の登録が増えています。
- 学習塾、英語教室、ピアノ教室
- ピアノ、ギター
- ヨガ、トレーニングジム
住宅街の中や雑居ビルの中にあり、外から見つけにくいところにある教室がGoogleマイプロフィールに登録して集客しているというケースが増えています。
住宅街にレッスン室を構えるピアノ教室がGoogleマイプロフィールに登録したところ、ご近所に住む生徒さんが増えたそうです。
「こんなに近くに教室があるとは気づいていなかった」と言われたそうです。
まとめ
Googleマイプロフィールは、登録が簡単ですし、何より無料なので、まだ登録されていない企業様、また新しく開店したばかりの店舗様はぜひ登録しましょう。
一度登録しておけばその後はそれほどメンテナンスは必要ありませんが、クチコミの内容のチェックだけは、ときどきしておくようにしましょう。
この記事を書いた人
- ウェブサイト制作も営業もディレクションもライティングもマーケティングも、何でも絡んでみたくなるオタク気質な姐さん社員