お役立ち情報

ネイティブアプリとWebアプリ の違いとは?特徴や利点、開発費用も解説

公開日:2023年8月31日

スマートフォンやタブレットが普及する今、さまざまな情報をやり取りし、タスクの完了をサポートしてくれるアプリケーション(アプリ)は、ビジネスや生活の中で欠かせないものとなっています。
そんなアプリには、「ネイティブアプリ」と「Webアプリ」の2つの種類があることをご存知でしょうか。これからアプリを開発したいと考える方も、どちらのアプリを制作すべきか迷うことがあるかもしれません。

この記事ではネイティブアプリとWebアプリの特徴と利点を紹介。それぞれのセキュリティ面や開発必要の目安についても解説します。

ネイティブアプリとWebアプリの違いについて

アプリには、「ネイティブアプリ」と「Webアプリ」の2種類があります。
アプリケーションストアからダウンロードし、端末へインストールするのが「ネイティブアプリ」。一方、ダウンロードは不要で、Webブラウザ上で動作できるアプリが「Webアプリ」です。

1番の違いは「アプリが動作する場所」で、ネイティブアプリの動作場所は「端末上」、Webアプリは「Webブラウザ上」となり、それぞれに相性がよい機能やメリットがあります。
「ネイティブアプリ」と「Webアプリ」のさらに詳しい特徴と利点を解説していきましょう。

ネイティブアプリの特徴と利点

「ネイティブアプリ」とは、「iPhoneのApp store」や「GoogleのPlayストア」などのアプリケーションストア経由でインストールして使用するアプリのことです。
iPhoneやiPadなどのApple製の端末は「iOS」、Android端末は「Android OS」というように各OS専用に開発されています。
プッシュ通知やカメラ・位置情報など各OSの機能を最大限に活用でき、これらの機能が必要なサービスに適しているのが特徴です。
使用する際にはダウンロードする手間がかかりますが、一度インストールしてしまえばホーム画面にアプリアイコンを設置できます。

ネイティブアプリの利点として挙げられるのは、まず動作速度が速いこと。
端末上で迅速に起動できる性質上、コンテンツの読み込みや画面遷移スピードが速く、通信環境が悪い状況でも比較的ストレスなく利用できます。端末上で動作するため一部機能はオフラインでも利用可能です。

そして、 ネイティブアプリの強みは、デバイス特有の機能をフル利用できること。
先に挙げた、プッシュ通知やカメラ・位置情報に加え、連絡先の連携や加速度センサーなど、スマートフォンと連携しているからこそ有効に活用できる機能が多くあります。
常に目に入る場所にアイコンがあるので、自社ブランドのPRにもつながります。ダイエット記録やメッセージアプリなど、日常的かつ継続的に使うサービスでは、ネイティブアプリが適しているといえるでしょう。

Webアプリの特徴と利点

「Webアプリ」とは、「Safari」や「Google Chrome」などのWebブラウザ上で使用されるタイプのアプリです。
その機能は業務管理ツールからソーシャルゲームまで広範囲に渡り、代表的なものとして、Googleが提供している「Gmail」や「Google Docs」、「Google mee」などのサービスが挙げられます。

「ネイティブアプリ」と違い、「Webアプリ」は常時オンラインでないと使用できませんが、アプリケーションストアでダウンロードする必要がなく、端末のCPUやストレージを消費せずに済みます。
ブラウザからWebサイトにアクセスするだけで簡単に利用できるため、利用までのハードルが低く、気軽に活用できる点が大きな特徴です。

ネイティブアプリの利点として、アプリケーションストアを経由しないため、審査を受ける必要がなく、仕様に対する制約が少なく自由に開発しやすいことが挙げられます。ストアに対する手数料も発生せず、都合のよいタイミングでアプリの配信が可能です。
ただし、起動・動作にはインターネットへの常時接続が必要なことから、動作が遅くなりやすい傾向にあります。電子書籍のように、操作が単純かつ動作スピードが要求されないものに適しているといえるでしょう。

ネイティブアプリとWebアプリのセキュリティ

セキュリティに関しても、「ネイティブアプリ」と「Webアプリ」では大きな違いがあります。
「ネイティブアプリ」は、リリースやアップデートを行う際に、アプリケーションストアによる厳しい審査を通過する必要があるため、高いレベルのセキュリティを備えているのが一般的です。
保護された環境内に保存され、プラットフォームへの受け入れ前に、すべてのデータに関して悪質なコードの可能性の有無がチェックされます。

一方「Webアプリ」は、Webブラウザ、Webサーバー、データベースが密接に連携しているため、サーバーへの侵入が比較的行いやすく、脆弱性を持ちやすい面があります。
脆弱性が目立つWebアプリサービスの提供を続けると、サイバー攻撃の被害を受ける可能性が高くなってしまいます。利用を続ける間に不具合が生じることもあるでしょう。
対策を怠ると大きな損害を受けることもあるため、定期的にWebアプリの脆弱性を診断し、迅速に対処することが必要です。

ネイティブアプリとWebアプリの開発費用を比較

アプリを開発する場合の費用は、Webアプリよりもネイティブアプリの方が比較的高い傾向にあります。
ネイティブアプリはiOSとAndoroidで開発言語が異なるため、両プラットフォームでリリースする場合に開発コストが増加するのがその理由です。
ネイティブアプリの開発費用相場は、「SNSアプリ」で約500万~1,000万円、「ゲームアプリ」で約300万~1,000万円、「通話・メッセージアプリ」で約100万~500万円、「ECアプリ」で約100万~300万円が目安となっています。

一方、Webアプリは一つのプログラムで幅広いプラットフォームに対応可能な点や、HTM5・CSS・JavaScriptなど広く活用されている言語を使用するため、対応できるエンジニア数やフレームワーク数が多く、比較的低コストでの開発が可能です。
Webアプリの開発費用相場は、「SNSサイト」で約100万円~、「ECサイト」約50万円~、「口コミサイトやQ&Aサイト」で約40万円~が目安となっています。

具体的な開発費用は、実際に搭載する機能によっても大きく異なります。多機能なアプリほど開発にかかる人件費と期間が必要になり、開発費用が高額になる傾向にあります。

どちらのアプリ制作においても、開発会社によって作業者や人数、制作期間などで制作コストが変動するため、依頼したいジャンルのアプリ開発に精通した会社であるか、開発コストに対する効果が期待できるか、配信後の運用などサポート体制が整っているかなど、じっくりと比較検討し依頼先を決定しましょう。

まとめ

  • アプリには、端末にダウンロードする「ネイティブアプリ」とアクセスするだけで利用できる「Webアプリ」の2種類がある
  • ネイティブアプリは、動作速度が速く、一部機能はオフラインでも利用できるのが特徴
  • Webアプリは、利用までのハードルが低く、気軽に活用できるのが特徴
  • ネイティブアプリは、アプリケーションストアによる審査がありセキュリティレベルが比較的高いが、Webアプリはサーバーへ侵入されやすく脆弱性を持ちやすい
  • 開発費用は、Webアプリよりもネイティブアプリの方が比較的高い傾向に

この記事を書いた人

イーポート システム開発部
イーポート システム開発部
システム開発、アプリ開発に関する情報をお届けします。
お役立ち情報一覧へ戻る

関連記事

お問い合わせ

CONTACT

お問い合わせやお見積もりのご依頼は、フォームよりご連絡ください。
ビジネスに関するお悩みや、制作に関するお問い合わせなど、
ぜひ、お気軽にご相談ください。
面談にはZoomを利用し、全国各地からのお客様にご対応いたします。

お問い合わせフォーム