企業の広報担当者必見!SNS運用のポイント
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多くの企業様でSNSアカウントの運用をしていますが、担当者様にとってはネタ探しに頭を悩ましているのではないでしょうか。
SNS運用のポイントを一言で言うと、「タイミング」と「今日のトレンドを追うこと」です。
今回は、各SNSの運用のポイントと、ネタ作りのコツをお伝えしたいと思います。
SMS記事、おすすめ投稿時間帯はいつ?
「閲覧数」や「いいね」の数を増やしたいけど、なかなか増えない」という場合は、投稿時間を工夫してみましょう。
アクティブユーザーが集中する時間帯を狙って投稿することで、ユーザーの目に触れる機会が増えます。
- 通勤時間帯 7~8時
- ランチタイム 12~13時
- 就寝時間前 19~22時
通勤時間帯
待ち時間や移動時間に情報収集をしたいオフィスワーカーが集中しやすい時間帯です。
また、この時間帯から少し外れますが、朝起きてすぐにSNSをチェックするというユーザーもいますので朝6時台に表示するよう予約投稿するという方法もおすすめです。
ランチタイム
休憩時間のほっとしたいときに、趣味の情報やお気に入りのインフルエンサーのアカウントをチェックする傾向があります。この時間帯は、オフィスワーカーだけでなく学生や主婦層も見ているので、短時間でアクティブユーザーが一気に増える時間帯です。
そのため、その時間帯を狙って投稿するアカウントも増えるので、投稿数が急増しているため、記事を投稿しても流れやすくなる傾向があります。
就寝時間前
夕食後の片づけ、子供を寝かしつけなどが終わって一息ついたあとから就寝時間までのあいだは、SNSを見ている人の数が一番増える時間帯です。
自分がフォローしているアカウントを一日の終わりにチェックすることを習慣化しているユーザーが多いため、フォロワー向けの投稿がおすすめです。
ターゲットに合わせた投稿時間帯
BtoB商品を扱う企業ならば、オフィスワーカー層のユーザーが情報収集目的でSNSを閲覧する朝の時間帯や、ランチタイム休憩の投稿がおすすめです。
主婦層や子育て世代へ向けた投稿や情報発信は、平日のライチタイム前後がおすすめです。インテリア雑貨ショップの3COINSは、金曜日の午前中にインスタライブを行い、お勧め商品を紹介する投稿をしています。主婦層をターゲットにしているためにこの時間帯が選ばれています。
自社のアカウントは、どの時間に閲覧数が多いのかという調査は、各SNSのインサイト機能(管理画面)から確認ができますので、傾向をつかむ手掛かりにしてみてください。
SNS投稿は、ここが見られている
SNSで重視するものランキングの1位に、「詳細な使用感やレビュー」とありました。
調べたいこと、知りたいことがあるとき、若年層ユーザーは検索エンジンではなくSNSで検索する傾向があります。近年その傾向が30代~40代まで広がってきています。商品の使用感、店舗の感想やその場所への行き方までもSNSで調べています。
ネタがないときにおすすめ。「よくある質問」を投稿する
そのことから、企業のSNSアカウントに、「よくある質問」や、お客様からのお問い合わせの例とその答えを定期的に投稿することをおすすめします。
商品の使い方やサービスの利用方法といったことや、営業時間や季節の休業日など、調べられやすいものを中心に定期投稿します。
今日はなにも投稿するネタがないなあ、というときにぜひ。
写真は必須
写真はやはり良く見られています。文章を見ずに写真だけ見るユーザーも多いので、特にお知らせしたい文字情報、たとえばセールやキャンペーンといった文字は、写真の中に入れ込むといいでしょう。
それでは、写真だけ載せていればテキストはなくてもいいのか、というとそうではありません。テキストの内容は検索のときに使われます。ハッシュタグやトレンドキーワードとなるものは入れておきましょう。
また、商品紹介の写真の場合具体的なイメージが湧くかどうかがポイントです。
洋服なら着用しているところ、店舗なら店内の広さやインテリアが分かるもの、商品なら使用しているシーンなどの写真が効果的です。
「ハッシュタグ」の使い方Twitter編
トレンドワードを記事に入れる
Twitterアカウントトップ>「#話題を検索」>トレンドのページから、今現在Twitterのトレンドキーワードが出てきます。
このキーワードに合わせた投稿をすると、フォロワー以外のユーザーに閲覧してもらえるチャンスとなります。そのため、フォロワーの数が少ない場合に、このトレンドキーワードを使った投稿は非常にお勧めです。
トレンドキーワードに合わせた投稿の例
投稿の例としてはこのような感じになります。
この日は「バイクの日」というキーワードが3時間にわたってトレンドに上がっていました。
そこで、このキーワードを入れた文章を作成してみました。
自社サービスと関連が特にない場合は、こじつけのような文章になってしまいますが、関連するキーワードが出てくるときにはこの方法が大きくフィットします。
それに備えて、普段からトレンドを追う習慣をつけておくといいです。
誰もが知りたい情報はTwitterトレンドにあがりやすいです。
台風や大雨、大雪など、今の状況をすぐ知りたいという情報は、Twitterトレンドに即座に上がります。
私がアルバイトをしていたとき、ゲリラ豪雨に遭遇しました。そこで外の道路の様子の写真を掲載して「〇〇町交差点の今の様子です。大雨ですが、店内は静かです。雨が止むまでお立ち寄りください#〇〇市 #ゲリラ豪雨 #雨宿り」という投稿をしたら5分足らずで閲覧数が1000人を超え、来店者が増えたことがありました。
その地域の大雨情報を探していた人や、今まさに近くにいて雨宿りできるところを探していた人が閲覧していました。店舗の認知度アップにつながりました。
今知りたい情報に合わせた投稿はおすすめです。
トレンドキーワードの探し方
Twitterアカウントの#話題を検索以外にも、Twitterトレンドキーワードを探せるサイトがいくつかあります。こちらのサイトの方がTwitterアカウントよりも集計が早いので、こちらをメインで利用するのがおすすめです。
ツイットレンド
Yahoo!のスマホサイトで閲覧できる話題タブ
ハッシュタグの数について
Twitterでは「ハッシュタグを使うヒント」として、ハッシュタグは2つまでと記載しています。2つ以上ついているときになにかペナルティがあるとは書いていないのですが、公式発表ではあるので、ハッシュタグのつけすぎには注意したいです。
「ハッシュタグ」Instagram編
フォロー外のユーザーに見てもらうためのツール
Instagramの特徴は、フォロー外のアカウントの投稿はなかなか表示されないことです。そこで重要なのは、ハッシュタグです。ハッシュタグ検索でヒットすれば、フォロー外のユーザーにも閲覧してもらうことができます。
では、どんなハッシュタグをつければいいのでしょうか。Twitterのようにトレンドキーワードを見られるサイトというのが存在しません。そこで、参考にするのは「発見タブ(虫眼鏡のアイコンをクリックする)」で上位に表示されている記事が使用しているハッシュタグ、同業者でフォロワーが多いアカウントが使用しているハッシュタグです。
複数キーワードを使用したい場合のハッシュタグ
Instagramのもう一つの特徴として、検索するときに、「吉祥寺 カフェ ランチ」といったように複数のキーワードを入れることができません。そのため、ハッシュタグは「#吉祥寺カフェ #吉祥寺ランチ」といったように2語までの組み合わせで作ります。
Instagramのストーリーの使い方の工夫
ストーリーは、アプリの上部に表示されるためユーザーの目にすぐつきやすいのですが、短時間で消えてしまう投稿です。
そのためここでは、今現在の情報を、インパクトをつけて伝えることができます。たとえば、「本日の営業時間」「今日入荷した商品」「今の店内の混雑状況」などです。
ストーリーの投稿がきっかけで来店や購買につながるケースは20代~30代に特に多いので、ぜひ利用してみてください。
この記事を書いた人
- ウェブサイト制作も営業もディレクションもライティングもマーケティングも、何でも絡んでみたくなるオタク気質な姐さん社員