お役立ち情報

『7つのムダ』を解消して製造業の生産性を向上させよう!

公開日:2023年10月23日

製造業において生産効率を高めるには、ムダを排除することが大切です。しかし、ムダとはどのようなことを指すのでしょうか。本記事では、製造業におけるムダの意味や種類について解説します。さらに、トヨタ生産方式において提唱された「7つのムダ」に着目し、ムダの解消方法を詳しく解説します。製造業に従事する方々はもちろん、これから製造業に携わる方々にも役立つ内容です。

「ムダ」とは何か?製造業における意味を理解する

製造業では仕事には「ムダ」と「働き」しかないと言われております。つまりは付加価値を生まない作業はムダな作業になります。製造業では、7つのムダをはじめ、さまざまな形のムダが存在します。ムダとは、トヨタ生産方式では、消費者のニーズに合わない活動や資源を浪費する活動と定義されています。これには、お客様のニーズに合った製品やサービスを提供することにつながらない、つまりは付加価値を生まないあらゆるステップが含まれます。

トヨタ生産方式における「7つのムダ」とは?

トヨタ生産方式では「7つのムダ」が定義されています。
造りすぎのムダ、手待ちのムダ、運搬のムダ、加工そのもののムダ、在庫のムダ、動作のムダ、不良・手直しのムダ。
これらのムダを認識することが大切と言われております。

造りすぎのムダ

造りすぎは2つに分類できます。1つは「必要以上に造る」こと。もう1つは「必要以上に早いタイミングで造る」こと。
これによって必要以上の場所や工数が必要になります。さらには過剰な在庫を発生させる原因になります。

手待ちのムダ

こちらも2つに分類できます。1つは「機械に対する手待ち」。もう1つは「タクトタイムに対する手待ち」です。どちらも機械やタクトタイムに対して作業量が適切でないために発生します。

運搬のムダ

運搬はモノだけでなく情報も運ぶので役割は大きくなります。しかし運搬自体は製品の付加価値を高めないので可能な限りなくしたい作業になります。

加工そのもののムダ

これは工程の進みや加工品精度にはなんら寄与しない不必要な加工をさします。

在庫のムダ

これは各工程間の仕掛品や仕入れ先からの過剰な納入部品など、不必要な在庫のことです。在庫を持つとスペース確保の必要になってしまいます。

動作のムダ

これは作業工程の中で付加価値を生まない人や機械の動きのことです。

不良/手直しのムダ

不良品や手直し品を作ってしまうとそれに要したコストがムダになることです。

7つのムダの解消方法とは?

これらのムダな作業をなくすために、メーカーはまず自社のプロセスを分析し、標準作業を明確にする必要があります。これがないとムダが見えにくくなります。
例えば“造りすぎのムダ”です。標準作業が決まっていないと作業者は時間の限りに造れるだけ造ります。本人も周りにとっても一生懸命造るのでムダが見えなくなります。このように現状の標準作業を明確にしてから、ムダな部分を特定することからことがスタートになります。ムダを減らす、あるいはなくすために実施できる戦略はいくつもあります。例えば、プロセスの合理化、不要なステップの排除、プロセスの自動化、ジャストインタイム(JIT)システムの採用などです。さらに、メーカーは品質管理に注力することで、不良品の数を減らし、最終的にムダを省けます。
またムダの排除には全ての作業を洗い出し、その細かな作業のすべてが製品に付加価値を与えているか、確認することがムダ排除には重要な活動になります。

製造業の生産性向上に向けたムダ排除の重要性とは?

ムダな作業は最初にも書きましたが付加価値を何も生みません。そのため製造業の生産性を向上させるためには、ムダをなくすことが重要です。ムダを削減することで、コスト削減、効率化、製品の高品質化につながります。また、ムダを省くことで、生産サイクルの時間短縮、製品の安定性向上、顧客満足度の向上につながります。さらにはムダの無い作業は作業者にとっても働きやすい現場になります。

まとめ

製造業の生産性を向上させるには、まずは現状把握が大事になります。さらに生産システム内の「7つのムダ」を特定し、それを排除するための協調的な取り組みが必要です。この目標を達成するために、メーカーはプロセスの合理化、品質管理、自動化に焦点を当てる必要があります。これらの戦略を実施することで、メーカーはコスト削減、効率の向上、そして最終的にはより高品質な製品を生産できます。

この記事を書いた人

イーポート システム開発部
イーポート システム開発部
システム開発、アプリ開発に関する情報をお届けします。
お役立ち情報一覧へ戻る

関連記事

お問い合わせ

CONTACT

お問い合わせやお見積もりのご依頼は、フォームよりご連絡ください。
ビジネスに関するお悩みや、制作に関するお問い合わせなど、
ぜひ、お気軽にご相談ください。
面談にはZoomを利用し、全国各地からのお客様にご対応いたします。

お問い合わせフォーム