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ビジネスアプリを作成したい! 業者選びのポイント

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近年、ビジネスを成長させるためにアプリが欠かせない存在となっており、自社独自のビジネスアプリを作成したいと考える企業も増加しています。
しかし、ビジネスアプリ作成を依頼するにあたり、どの業者を選択すればよいのかわからない、と迷っている方も多いのではないでしょうか。
適切で効果的なアプリを作成するために、業者選びは非常に重要です。
あまりリサーチせず、価格だけで開発会社を決めてしまっては、トラブルになりかねません。アプリの開発がスムーズに進まない、思い通りのアプリが作成できない、といった可能性もあります。

この記事では、ビジネスアプリ作成の際の業者選びに役立つ、信頼できる開発会社の探し方や、アプリ開発の料金体系について、アフターフォロー体制など、依頼する際のポイントを紹介します。

ビジネスアプリ作成における業者選びのポイント

現在、国内外を含め、ビジネスアプリの開発を手がける会社は数多くあります。その中から自社のアプリ開発に適した企業を選択することは、プロジェクト成功の重要なカギになります。
ビジネスアプリ作成における適切な業者選びには、主に以下の4つのポイントがあります。それぞれについて詳しく解説していきます。

ビジネスアプリの開発実績がある

一つ目のポイントは、アプリ開発会社の実績を確認し、ビジネスアプリの開発実績があるかどうか、合わせて技術力やクオリティを確認することです。
アプリ開発会社には、ゲームアプリに特化した会社やコミュニケーション系アプリで多くの実績がある会社など、それぞれ得意とするジャンルがあります。
作成を依頼するアプリの内容と、アプリ開発会社の得意分野が一致していることが非常に大切になります。

デバイスごとに開発環境が違ったりプログラミング言語も異なるため、開発目的に合わせてアプリのジャンルやプラットフォームに特化した会社を選択する必要もあります。
アプリ開発会社のHPにこれまでの開発事例や実績が掲載されている場合はチェックし、掲載ページが見当たらない場合は、直接問い合わせて資料を取り寄せるなどして実績確認を行います。
候補先の会社で作成したアプリがダウンロードできる場合には、実際にインストールし、使い勝手や操作感を実際に試してみるのも1つの方法です。
どのようなアプリを作成したいのか、方向性が定まっていない状況であれば、アプリの企画・立案の実績があるアプリ開発会社を選びましょう。

また、実績が豊富な会社にはそれだけノウハウも蓄積されています。これまでの経験を活用し、的確な提案や臨機応変な対応をしてもらえる可能性も高く、よりクオリティの高いアプリ開発が実現できるでしょう。

開発会社の専門性や経験はプロジェクトの成功に大きな影響を与えます。不得意なジャンルで作成を依頼した場合、経験不足でスムーズに進まないことも想定されるため、先入観を捨て、1社だけではなく複数の開発会社とやり取りし、業界大手からベンチャーまで一通り、見積もりも含めて検討し決定することが大切です。

料金体系は明瞭か

二つ目のポイントは、りやすい料金体系があり、明快な見積もりを提出できるかを確認することです。
アプリ開発にかかる費用の相場には大きな幅があり、一般的に人月計算で、大手企業は単価が高く、中小になるほど安くなる傾向にあります。ジャンルや実装する機能によっても料金が大幅に変動します。
だからこそ、わかりやすい料金体系があり、明快な見積もりを提出できる業者を選ぶことが大切です。

費用が高いからよいものが作成できるわけではなく、逆に安価だからクオリティが低いとも限りません。
とはいえ、見積もり金額が安いという理由で開発会社を決めることは危険です。見積もりに未記載の費用を後から請求されたり、想定と全く異なるアプリが開発されてしまう場合もあります。
「開発の目的」「ターゲット層」「アプリの内容」を具体的にした上で、「何にどのくらい費用がかかるのか」を把握しておきましょう。あらかじめ予算を決め、見積もり段階で認識を擦り合わせておくことでトラブルも回避できます。

また、ざっくりとした見積もりでは、無駄なやり取りを繰り返すことになります。単価だけでなく、各作業にかかる費用をしっかり確認しましょう。
業者によっては対応できる業務範囲がデザインのみ、コーディングのみなどの制限があるため、業務範囲外の業務を依頼した場合、追加料金を支払うと対応可能かなどの点もチェックが必要です。
それぞれの価格が予算内で対応可能で妥当な価格設定かどうか、適切なコストと価値のバランスを見極めましょう。

円滑なコミュニケーション

三つ目のポイントは、円滑なコミュニケーションができるかです。
アプリ開発業者選びにおいて、スムーズなコミュニケーションが取れるかどうかも重要になります。
プロジェクトは長期間にわたるものも少なくありません。開発には納期があるため、ムダな工数がかからないよう円滑に進行するためには、コミュニケーションのスピード感と質が重要になってきます。
要件定義や進捗報告、問題発生時の対応など、プロジェクト全体を通じてスムーズで迅速なコミュニケーションが取れるアプリ開発会社を選択しましょう。
一次対応や、レスポンスが24時間以内にあるかどうか、やり取りの回数が極力少なくなるような配慮があるかなどは、開発前の依頼や見積もり段階のやり取りでチェックします。

また、アプリ開発を依頼する側にも工夫が必要です。コミュニケーション面でスムーズな進行を実現するために、開発に関わる指示は、何をどのようにしてほしいのかわかりやすくテキストや図で示すようにしましょう。
依頼先のアプリ開発会社に対して、「1から10まで言葉にしなくてもくみ取ってくれるだろう」と考えてしまうこともありますが、指示がわかりにくいことでミスやトラブルが発生し、かえって工数が増えることにもなりかねません。

特に、海外に開発拠点があるアプリ開発会社では、言語の壁もあることが多く、明確に伝える努力は必須だと考えておくべきです。

リリース後のアフターフォロー体制

四つ目のポイントは、リリース後のアフターフォロー体制は万全か確認することです。
アプリ開発は、完成してリリースされたら終わりではありません。むしろ、その後のサポートが非常に重要になってきます。
バグや不具合の修正、機能追加、OSのバージョンアップや情報更新、障害対応など、リリース後も多くの作業が随時必要です。
開発依頼先を選ぶ際には、保守体制がどのようになっているか、アフターケアの具体的な内容、リリース後の不具合にはどのように対応してくれるのか、などは必ず確認しておきたいポイントです。
保守・運用にかかる費用も確認し、見積書にアフターフォローについての記載も依頼しましょう。

実際に、「初期の開発完了後はサポートが継続されなかった」、「納品後はスムーズに対応してくれなくなった」という話もよくあるようです。
業者の最終選択においては、初期開発だけでなく、リリース後の対応・サポートも安心して任せることができるかどうか、長期的に良好な関係を築けるかをしっかりと比較検討することが大切です。

まとめ

  • ビジネスアプリ作成時の業者選びには4つのポイントがある
  • 業者選びのポイント1:ビジネスアプリの開発実績を確認
  • 業者選びのポイント2:わかりやすい料金体系があり、明快な見積もりを提出できるか
  • 業者選びのポイント3:円滑なコミュニケーションができるか
  • 業者選びのポイント4:リリース後のアフターフォロー体制は万全か

この記事を書いた人

イーポート システム開発部
イーポート システム開発部
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