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再受験で合格した私が語る!ウェブ解析士の合格法

公開日:2021年10月25日

「ウェブマーケティング、ウェブデザインの仕事をするなら、ウェブ解析士の資格はあったほうがいい」
と、業界のいろーーんな先輩から言われていました。
忙しさを理由になかなか受験できずにいたのですが、やっと2021年8月、ウェブ解析士の資格を取りました!
しかし、1回落ちました、、、

初回受験は、かなり勉強したつもりだったのですが、合格ラインから1点足らず、不合格。
すっっごく悔しかったです!

受験勉強並みに勉強したのに、なぜ?!と思いつつ色々調べていくと、ウェブ解析士の傾向と対策をつかめていなかったことが敗因だと気が付きました。

2回目の受験では、しっかり調べて対策を立てたので、合格ラインから20点を超える得点が取れました。

今回は「ぜったい受かるぞ!ウェブ解析士試験勉強法」と題して、私の調べたウェブ解析士試験の傾向と受験対策をお届けします。

ところで、ウェブ解析士ってどんなもの?

ウェブ解析士とは、ウェブマーケティングの知識・スキルを習得するために基盤となる「ウェブ解析」について、体系的に学べる環境とスキルの評価基準を設け、必要な能力や知識を身に着けられる資格です。一般社団法人ウェブ解析士協会が運営する民間資格です。

私の周りにいるウェブマーケターの方はほとんど取得していらっしゃいます。
試験に合格して資格保持者となった今、仕事への影響や資格の力を徐々に実感するようになりました。

  • ウェブマーケティングについてお客様に説明するときや、お客様から質問があった時に話しやすくなった。
  • お客様へ提出する資料を作りやすくなった。
  • SEO対策やインターネットの最新情報や今後の動向が分かった。お客様にお話するネタが増えた。
  • 資格保持者ということを、信頼をいただけるようになった。

合格までの道のりは大変でしたが、仕事にはとても役立ったので受験してよかったと思っています。また、不合格になったことで、じっくり時間をかけて勉強する機会ができました。

ウェブ解析士の試験は、年々難しくなっている?!

試験の特徴をまずは押さえよう

ウェブ解析士講座を受けたときに、講師の先生がおっしゃっていました。
試験内容が年々難しくなっていて、以前合格した人が今受験しても受からないほどだそうです。

ウェブ解析士の試験は、テキストを持ち込みできるのです。
だから、「いくら難しいと言ってもテキストがあるからいいじゃん」と私は思っていたのです。
しかし、それが間違いの始まりでした。

試験時間は60分なのですが、試験問題が60問あるのです。
つまり1問を1分以内に回答しなければならないのです。
専門用語とカタカナ用語ばかりの設問で、30秒以内に読んで理解するのはかなりハードす。

「いやいや、4択問題なんでしょう?分からなかったとしても、4つの回答からどれか選べばいいだけじゃん」と私は思っていました。
それも間違いの始まりでした。

この4択、どれが正解でもおかしくないような微妙な4択なのです。

テキストは暗記するくらい読む

設問を読んで、テキストの中を探していているようでは時間が足らないのです。
テキストは何度も読んで要点を暗記しておき、あの専門用語にはこの問題が出やすいというような傾向をつかんでおく必要があります。

360ページあるテキストの暗記するなんて、大変すぎる!と思うかもしれません。
でも、テキストの内容は、仕事で経験していてすでに知っている内容もありました。

暗記できそう!と言える理由

  • ウェブマーケティングやウェブ制作の仕事をしている方は、業務の中でよくある内容がいくつかあるので、全然知らない内容ではないと思います。
  • Googleアナリティクスを使った業務を少しでも行ったことがある方も、有利だと思います。
  • 営業の仕事をしている方も有利な内容です。営業の基本がカタカナ用語に置き換わっただけの内容になっているところがあります。

知っている内容があれば、暗記しやすいはず、、、!

決定版!ウェブ解析士の勉強法は、これだ!

不合格になり、落ち込んだ私は勉強方法を見直しました。
最初の受験時の勉強方法と比較してお伝えします。

失敗した勉強法から学んだこと

最初の受験では、問題集を買って、解答とテキスト(冊子)を見ながら解いていました。
はじめは、答えを見ながら問題を解いて、その後は回答を見ずに全問正解するまで何度も繰り返して解きました。

しかし、結果は不合格。
実は、、、問題集の内容が実際の受験の内容よりも、簡単だったんです。

試験が始まったら、問題がどれも自分が今まで勉強していたものよりも数段難しくって、びっくり!冷や汗が出ました。

問題集は、ウェブ解析士試験のテキストの内容が知らないことばかりだという方には最適な入門書だと思うのですが、試験対策となるとちょっと物足りないと思いました。

オンライン講座で学習しよう

不合格となったあと、勉強方法を2箇所変えました。
まず、ウェブ解析士オンライン講座で勉強することにしました。
これは、受験を申し込めば誰でも受講できるものです。

模擬テストは、本番と同じ画面なので、画面に慣れておくこともできます。
また、実際の試験と全く同じ問題が模擬テストや確認テストの中にいくつかありました。
運がいいと、試験とそのまんま同じ問題と当たる可能性もあります。
ただし、注意していただきたいのは、設問を微妙に変えてあるところです。
「正しいものを選びなさい」
「間違っているものを選びなさい」と、設問が変わっているのです。
それを見落として、これは見たことある!と即答してしまわないように注意してください。

もう一つ変えたことは、テキストを冊子からPDF版にしたことです。
勉強しているときは、冊子の方が見やすいのでいいと思うのですが、実際の試験になるったときは、PDFの方が断然便利です。
検索機能をフル活用できるからです。
冊子は、ポイントになるところを探しやすくするために、付箋をたくさん貼って、さくいんにもマーカーを引いたりして工夫していました。

しかし、1問60秒の間に冊子のテキストから該当箇所を探すのは、ほぼ無理でした。
PDF版なら、Ctrl+Fで探したいキーワードを一発検索できます。
冊子は高額で8000円近くするので、PDF版をおすすめしたいです。

オンライン模擬試験で、受験の画面に慣れておこう

受験時に焦ったのは、試験サイトのページです。
焦っているので、注意力が足らなくなっています。

問題があって、4つの選択肢から解答を選ぶという形式なのですが、
解答をクリックしたはずが、クリックできていなかったといこともありました。
画面に慣れておくことが合否を分けると思いました。

分からない問題は保留にして飛ばすことができるのですが、保留にしたい問題にはフラッグマークを付けて後から探しやすくすることができます。
しかし!ぶっつけ本番では、焦っていることもあって、この機能に気が付かないのです。

1問に対して60秒しか時間がありませんので、問題を2回読んで、答えが分からないところはフラッグマークをつけて、後回しにしましょう。
即答できる問題だけをササっとすすめていくと、残り時間がだいたい20分くらいになりました。

その残り時間で、フラッグマークのついた保留の問題だけをじっくりと解きます。
ここで深呼吸して落ち着いて、PDFのテキストを開き、問題文のキーワードを、ctrl+Fで文字検索をします。
ほとんどの問題はテキストの中に解答となるものがありますが、たまーに、テキストを探しても見つかない問題もあるようです。

オンライン講座に模擬試験がありますので、フラッグマークをつけて後から見直す方法や、時間配分の練習をしっかりしておきましょう。
これをするだけで、試験の合格率はグっと上がると思います。

計算問題は手ごわい。公式メモを作って対策

計算問題は、毎回10問はありました。これが難しい!
ここに時間を取られていると、あっという間に時間切れになります。
公式を書き出した手作りメモを作って準備しておきましょう。
この公式は、オンライン講座にはありません。公式問題集には載っています。
また、ウェブ解析士公式講座を受講すると、講師の先生によっては、公式や受験対策のメモをくださることもあります。

皆様の合格を心からお祈りしています!

ウェブ解析士ホームページ
https://www.waca.associates/jp/study/courses/course/?type=lecture-wac

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