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無料なのに高機能。LINE公式を使いたおそう!業種別のおすすめ機能

公開日:2022年7月15日

LINE公式を導入しないなんてモッタイナイ!

お店、企業でよく見かける「LINE公式」。
ちょっと前までLINE@という名前で呼ばれていました。

いろいろなお店で「友だち追加してね」という案内を見かけるようになりましたが、その一方で
「どんなシーンでどう使うのかちょっと分かりづらい」
と、導入を見送っているお店や企業様も多いのです。
機能がとても多いので、自社ではどう使えば効果的なのかイメージしづらいかもしれません。

このLINE公式はめちゃくちゃ高機能な集客用ツールが無料で使えるので、見逃しているのはもったいないんです!
そこで今回は、業種別におすすめの機能をご紹介し、LINE公式を使いたおせるようになっていただきたいと思っています。

いまさら聞けない、LINE公式って結局なに?

LINE公式は、「友だち」と呼ばれるユーザーに対して情報を届けられるツールです。
LINE公式アカウントからの情報は、メルマガやアプリよりも見られやすいという調査結果があります。
ユーザーは自分が気になるお店の情報をスマホで手軽にチェックできることがその理由です。

有料プランと無料プランがあるけど、どう違うの?

さきほど、「集客用ツールが無料で使える」と書きましたが、LINE公式のプランはメッセージの配信数で決まります。そのほかの集客用のツールは実質無料なんです。
フリープランでは、1ヶ月に配信できるメッセージの数は1,000通までです。
例えば友だちが250人いた場合、配信数は4回までとなります。お客様との個別のやりとりのメッセージは無料でできます。
まずはフリープランからスタートして、LINE公式がユーザーに定着していき、友だちが増えたら有料プランを検討しましょう。

どのお店、企業様にもおすすめの機能はこれ!

個人で使っているLINEの機能は「電話」と「メッセージ」が主なものだと思います。LINE公式でもその二つが使えますが、それ以外にもたくさんの機能があります。
その中から、どの店舗、企業様にもおすすめしたい機能はこの3つです。

1.リッチメニュー

リッチメニューとは、LINEトーク画面の下に出てくるボタン機能です。ウェブサイトのナビゲーションボタンのようなものです。
「お問い合わせ」、「クーポン配布」、「ユーザー個人のショップカード(ポイントカード)」、「アクセスマップ」など、ユーザーに見せたいもの、ユーザーが便利に使える機能などを置くことができます。

上の画像の左側は、三重県四日市市のLINE公式です。四日市市は行政サービスの案内にLINE公式を導入しました。市民によく利用されるサービスをリッチメニューにして表示しています。
四日市市の取り組みについての紹介はコチラ
https://ascii.jp/elem/000/004/094/4094383/

2.一斉メッセージ配信

ユーザーにメッセージを配信できます。メルマガと似た機能です。
無料アカウントで配布できるメッセージ数の上限は1ヶ月1,000通までです。
文字や画像だけでなく、ビデオメッセージも送れます。キャンペーンやクーポンのご案内、セールや新商品入荷のご案内などをタイムリーに送れます。

3.複数スタッフで利用できる

複数人のスタッフでLINE公式の管理やユーザーの対応をしたい場合も可能です。LINE公式アカウント管理画面から運用メンバーを追加することができます。
スタッフごとに使える機能を細かく決められるので、管理も簡単です。

業種別のオススメ機能はこちら。LINE公式を使いたおそう

「ここまではなんとなくわかる。でも、ウチの店でどう使えばいいのか分からない」という方、お待たせしました!

「どんなシーンでどう使うか」を具体的にお伝えできればと思います。

美容院、サロン

業種別では、美容業界がLINE公式導入率ナンバーワン!親和性高め

美容院、整体・整骨院、エステサロン、ネイルサロンなどでのLINE公式導入件数が一番多いのではないかなと思います。LINE公式と親和性が高い業種です。

1.予約をLINEチャットでできる

ユーザーがLINEチャットで予約ができます。
ユーザー側の画面は通常のLINEトーク画面と同じで画像も送れるため、希望のヘアスタイルを送って「こんな仕上がりにできますか」といった問い合わせもできます。
サロンスタッフも、電話のように即対応をする必要がないので業務効率化ができます。

2.ポイントカードをLINEで作れる

来店や商品購入の特典としてポイントを付与するもので、「ショップカード」という名称で呼ばれています。ユーザーはお会計時に、QRコードを読み取るだけでポイントをゲットできます。
カードを忘れた・失くしたという対応の手間が減りますので、ユーザーもスタッフもどちらにとっても便利です。

3.よくある特定の問合せがある場合には「応答メッセージ」が便利

「駐車場はどこですか」「営業時間は何時までですか」といったよくある問合せメッセージには、あらかじめ設定した回答内容で自動返答できます。
問い合わせだけの電話対応を減らすことができます。

4.施術前後のフォローをLINEチャットで

当日のメニューや施術後の相談、次回の予約などを、LINEチャットでユーザーひとりひとりにきめ細かく行うことができ、リピーターの満足度を上げることができます。
また、予約前日にリマインド連絡を行うことで、直前キャンセルの防止になります。

導入事例

なでしこ整体ディライト様 https://nadeshikoseitai-delight.com/

名古屋金山痩身エステLuarc様 https://luarc-body.com/

飲食店

常連客を増やすためのツールに

飲食店の売り上げアップには、リピーターを増やすことが重要です。LINE公式のツールを活用することで、新規顧客をリピーターに醸成することができます。

1.クーポンをLINEで発行

友だち限定のクーポンを発行し、メッセージで案内することで来店のきっかけにできます。紙のクーポン券と違い、紛失対応や発行数の管理も不要なので運用が楽になります。

2.ポイントカードをLINEで作れる

来店ごとにポイントを付与しLINE上で管理できます。ショップカードと呼ばれています。ユーザーにQRコードを読み取ってもらうだけでポイントを付与できます。紙のポイントカードのような、紛失対応をする必要がなくなります。来客が減る雨の日は雨の日はポイントアップにしたり、ポイントをコーヒーチケットのように使用することもできます。

3.予約受付ができる方法が2つ

LINEチャットから予約する方法と、ぐるなびなどの外部サービスと連携をしてLINEから席を即予約する「LINEで予約」という方法の2つがあります。

学習塾、ヨガ教室、音楽教室などの習い事教室

生徒とのきめ細かいコミュニケーションが効率的にでき、退会防止に

講師とのコミュニケーションや、事務連絡がLINEで完結できるので、生徒にと運営側のどちらにもメリットがあります。

1.リッチメニューで、問い合わせや体験会の案内ができる

「無料体験予約」や「お問い合わせ」をリッチメニューで設定することで、ユーザーが気軽に接点を持てるようにできます。また、体験後のフォローもLINEチャットから行うことができます。

2.お休み、遅刻の連絡がスムーズに

生徒からレッスンのお休みや遅刻の連絡をLINEチャットで受けることができ、運営がスムーズにできます。またレッスン中の問い合わせもLINEチャットならレッスン後に返信することができ、業務効率がアップします。

3.生徒様の満足度アップ、モチベーションアップに

LINEチャットで生徒のレッスン後のアフターフォローができます。例えばトレーニングジム、ヨガスクールなどでは、食事指導やメンタル面でのアドバイスを行うといったことができます。
トレーナーとコミュニケーションができることで生徒様のモチベーションが上がり、退会率を下げることができます。

4.保護者との情報共有ができる

学習塾などでは、LINEチャットを活用することで生徒と保護者を交えた個別指導を行うことができます。
保護者と家庭での生徒の様子や成績に関する情報を共有でき、個別相談もできます。

ネットショップ

1.セール、新着入荷のお知らせが簡単にタイムリーにできる

お得意様、ショップに興味を持っている人にメッセージ機能でセールや新商品入荷のお知らせをいち早く届けられます。

2.商品問い合わせがLINEでできる

ユーザーがLINEを使って問い合わせができます。よくある質問がある場合は、自動応答機能を使って返信をすることもでます。ショップ側は電話対応をする必要なくなります。

3.クーポン発行、ビデオメッセージでリピーターを増やせる

友だち限定キャンペーンやクーポンを発行することで、リピーターやお得意様を増やすことができます。また、メッセージ機能ではビデオメッセージも送れるため、商品の詳しい情報を伝えることができます。Instagramのライブ配信は誰でも見られますが、このビデオメッセージはLINEの友だちだけに動画を配信できるため、購入意欲が高いユーザーに特化した内容にすることができます。

LINE公式の友だちを増やすには

LINE公式を活用し成功させるためには、まず友だちを増やす必要があります。
友だちを増やす方法はこんな方法があります。

1. 名刺、フライヤー、店舗で案内<

LINE公式の追加用のQRコードを印刷した名刺やフライヤー(チラシ)を配りましょう。また、会計時にスタッフが案内するといった取り組みも効果的です。

2. ウェブサイト、ブログ、メルマガで

インターネットを使う場合は、「友だち追加はこちら」というボタンが簡単に追加できますので、積極的に活用しましょう。

3. 友だち追加時に特典をつけて、きかっけを作る

友だち追加キャンペーンとして、割引クーポンやノベルティなどの特典をつけて、友だち追加のきっかけ作りをしましょう。

導入について

LINE公式の使い方をご理解いただいたら、さっそく導入しましょう。
まずは、LINEBusiness IDという、LINE公式専用のアカウントを作成します。これは比較的簡単なので、すぐに登録できます。
その後、リッチメニューなど使いたい機能を選んで、運用を始めていきます。
運用は社内にパソコン操作に慣れた人がいらっしゃれば、LINE公式のウェブサイト「LINEキャンパス」を見ながら操作すればできます。
もし、そういう方がいなくてお困りの場合は、ぜひイーポートへご相談ください。

参考
LINEキャンパス
https://campus.line.biz/

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この記事を書いた人

ウエハラ ウエンズディ
ウエハラ ウエンズディウェブデザイナー /ライター/ウェブ解析士
ウェブサイト制作も営業もディレクションもライティングも、何でも絡んでみたくなるオタク気質。
社長に「趣味も持ってくださいね」と言われて、困惑中・・・
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